■ ID
| 1458 |
■ 種類
| 学会発表 |
■ タイトル
| 荒川の溶存有機物質が多環式芳香族炭化水素類の細胞膜への分配に与える影響
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■ 著者
| 池田和弘
埼玉県環境科学国際センター 清水芳久
京都大学大学院
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■ 出版元
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■ 出版年
| 2012 |
■ 誌名・巻・号・年
| 第46回日本水環境学会年会、平成24年3月14日 |
■ 抄録・要旨
| 国内の実河川(荒川)において、代表的な疎水性有機汚染物質である多環式芳香族炭化水素類(PAHs)の生物利用性を、溶存有機物質がどの程度低減させており、毒性を低下させているのか把握する研究を行った。生物利用性を低減する効果は、モデル細胞膜への分配を減少させる効果として室内実験により評価した。
溶存有機物質はPAHsのひとつであるピレンの細胞膜への分配を減少させることが確認された。その程度は、荒川の溶存有機物質濃度レベル(1.5mg/L)程度では、1〜2%程度の減少にとどまり、大きな影響はないことが示された。
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■ キーワード
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